ミトベ写真館の休み明けは、エンジェルフオトの撮影から始まり、
新しく仕入れた衣裳の撮影やお写真セレクト、証明写真のお客様等、結構忙しい1日でした。
午後は、卒業アルバムの印刷をお願いしている印刷会社の方が4名来社されました。
卒業アルバムは街の印刷会社ではなく、専門の分野で、 印刷会社が存在します。
納期が集中するという事と、学校によって人数が大幅に違う事にも対応しなければならないという特殊性で、
全国に専門の印刷会社があります。
ミトベ写真館で取引しているのは3社。
その中の1社が、営業責任者の取締役、技術・製作の責任者・現工場長の取締役の方、
現場の製作の技術者の方が仙台よりはるばるいらっしゃいました。
問題となったのは印刷品質。卒業アルバムは一度に色々なページを面つけして刷ります。
うちのと他社のがまざって印刷されます。
そのような中、入稿したデータがきれいでないものが多数あるそうです。
我が社は撮影はニュートラル、そして後処理をし、1コマずつかならず補正。
ページ全体、アルバム全体を揃った色調にして出稿しますが、
そうでないもの多数と混ざって処理する為、
よくないものをごまかすために1枚余分なフィルターをかけるというか、
そんな感じの行程を通過すると、データの劣化がおこり、私の思った品質がでず、
しかし、きれいにストレートにあがっている印刷会社もあるので、
その辺の技術的な話でした。
本来ならば、きれいな写真データをつくって他社よりもよい物が出来るはずなんですが、
卒業アルバム業界のレベルに引っ張られて、少し足引っ張られたみたいな格好です。
でも、会社の中枢の方が4名もでわざわざいらしていただき、
2時間あまり、真剣に討論出来、有意義でした。ありがとうございます。
その後は古河三高で部活動の撮影。
野球部は卒業アルバム用以外に、全員で雑誌用の撮影。
人数も多い事もありヒナ段をもっていって3列で撮影。
その後テニス部も撮影し、帰りに古河二高に立ち寄り、
その後帰社。
古河三高女子テニス部顧問のT先生は、私の高校の1つ先輩で、古河三校OB、
インターハイ出場の経歴を持つ素晴らしい方です。
最近、古河三高からインターハイや関東大会にも出るペアがでてきてます。
そんな1日でしたが、7時半位に家に戻り、残りの食べ物をつまんだり、
ブルーチーズや塩蓋を切ったりしてお腹を満たしました。
でも、今日は何も食べてなかったので、なかなかお腹を満たす事は出来ませんでした。
ワインの紹介です。
もう20本近く飲んだチリのコノ・スルのゲヴェルツのリゼルヴァですが、
ヤオコーでその少し安いランクのゲヴェルツを買って来て飲みました。
といっても、リゼルヴァで1200円くらい、今回のが900円弱。
どちらもデイリーワインの世界の話ですが、
やはりリゼルヴァのほうがこくがあり美味しいです。
でも、価格的にみてどちらもかなり及第点ですが。
となりはフランスのヴィオニエのワインです。今現在飲んでます。

グラスに注ぐのはこのくらい。
いっぱい注ぐと、グラスのなかで香りが広がりません。
このグラスは主にシャルドネ用です。
ソヴィニヨン・ブランのフルーティーなワインはすっきり飲めないので合いません。
飲んだときにワインが口の中で触れる場所が違うみたいです。
もちろん香りの立ち方も。
1本のワインで7杯くらいとれる量が注ぐ目安ですが、
グラスが同じならコクのある高級なワインは注ぐ量を減らした方がいいかも。
香りのひろがりがすごいので、本来ならいいグラン・クリュのワインは、
一回り大きいグラスで飲みたいところです。

さらにいうと、安いデイリーワインはコップ酒みたいな感じで、普通のコップでゴク・ゴク!!もいいです。
そんなワインもあって、飲み方は多様。
ただ、高価なワインは味や香りの総量がすごいのいで、
せいぜいグラスで2杯くらいいただければもう十分です。
1本飲めるような物ではありません。
あけるときは何人か飲む人がいる時です。
ここで、ある女性のポートレート写真集を紹介します。
この方は何回か撮影しているので、別バージョンも後で紹介したいと思います。
水沢まゆきさんという方です。






















撮った自分が言うのもなんですが、
すごくかっこ良く撮れちゃいました。
なんでこう撮れるの?と同業者の仲間から聞かれますが、
それは、企業秘密?それはうそ。考えて撮影してません。
考えた時点で終わり。勝手に撮って自分の世界をどんどん広げて、なので、説明不能。
いやいや、理屈は話せますが、それはあくまで理屈!
赤ちゃんでも、お子さんでも、大人の方でも、
基本は、見て感じて撮る!!
秒殺?
自分の中にそれを表現出来る基本的な技術・感性・コミュニケーション力等ないと、無理。
でも、その習得に日々研鑽しております。
技術的な裏付けが無くて良く撮れたとしたらそれはまぐれ!
でも職業カメラマンは偶然撮れるよい写真をいつも必然として撮れなければただの二流です。
なので、他人には技術・写真の基礎など気にしてないように見せてるかもしれませんが、
実は一番重要な体にしみ込ませて習得しなければならないものです。
最近はデジカメなのでかんたんに撮れますが、
基本がないので、先にはなかなか進めません。
私自身生活環境のまわり全てが写真の中で高校迄いて、
さらに大学の時は写真館でアルバイト。商品写真や建築写真、色々な記念写真を経験し、
卒業してから4年間、リゲインじゃないですけど、1日24時間戦って?ていうか毎日18時間くらい働いて、
休みも年間20日くらい。
もう、だまっていても、体は写真!!!!
しかも、自分の写真に対する向上心は今から思い出しても常にビンビンで、
その後に広告写真の事務所に勤めてプロレスラー藤原よしあきさんとスパーリングしたり?
鈴木みのるさんに空気銃で射たれそうになり逃げたり、
生命保険5000万かけられてタワークレーンに日の出から日没まで乗って三井不動産の撮影したり、
ヘルメットかぶり、大規模な再開発現場をカメラもって走り回ったり。
エアコンのない真夏のマンションモデルルーム(プレハブの中)の撮影をねじり鉢巻、短パンでしたり、
総重量30キロくらいの機材を担いで電車でロケに行って、機動隊ともめたり。
写真がうまくなるこつ?結構聞かれますが、一番の答えは「うまくなりたいと思う事!」
ただ、これは素人の方へのアドバイスとしては適当でないかも。
ただ、現在の私は、うまくなりたいよりも、楽しくなりたいが勝っているので、
こんなおじさんカメラマンです。
そうそう、虎之介は最近なにかいうと「ハイ!」といい返事をします。
幼稚園での教育の成果でしょうか?
でも、良い返事に良い行動迄つながらないのは、まあ、仕方ないでしょうか。
返事が素晴らしいだけでも2歳児には素晴らしい事でしょう。
なにせ、まだ、ちんぷんかんぷんの頭でっかち虎之介ですから。
ミトベ写真館